第2回:「Windows」と「Mac」どっちがいいの?初心者が選ぶべき正解はズバリこれ!

パソコンを買おうと思って調べ始めると、必ずこの2つの派閥にぶち当たります。

  • Windows(ウィンドウズ)
  • Mac(マック)

「カフェでMacBookを開いている人、かっこいいなあ」 、「でも、会社で使っているのはWindowsだし…」 、「iPhoneを使っているからMacの方がいいのかな?」

そんなふうに迷っていませんか? パソコンは、安い買い物ではないので、絶対に失敗したくないですよね。

今回は、この「永遠のライバル関係」について、「初心者ならこれ!」とズバリ結論をお伝えします。

目次

そもそも「OS(オーエス)」って何?

WindowsやMacというのは、パソコンのOS(基本ソフト)」のことです。

人間で言えば「性格」や「話し言葉」のようなものだと思ってください。

Windows:世界中のいろんなメーカー(NEC、富士通、Dell、HPなど)が作っているパソコンに入っています。

Mac: Apple社(iPhoneを作っている会社)が作ったパソコンにだけ入っています。

「性格」が違うので、画面の見た目や、操作の方法が少しだけ違います。

例えば、

  • マウスの左クリックを押すと、アイコンが選択される。
  • マウスの右クリックを押すと、メニューが表示される。

パソコンを少しでも使ったことがある初心者の方であれば、当たり前の動作に思われるかもしれません。この当たり前の動作を制御しているのがOSになります。

それでは、それぞれのOSの特徴について説明します。

Windows(ウィンドウズ)は、世界の「標準語」

日本の会社、学校、役所など、世の中にあるパソコンの約7割〜8割はWindowsだと言われています。 いわば、「パソコン界の標準語」です。

Windowsのメリット

種類が豊富で安い:3万円台の格安PCから高級機まで、予算に合わせて選べます。

仕事に強い:WordやExcelなどの事務ソフトは、Windowsで動くことを前提に作られていることが多いです。

対応ソフトが多い:ゲームやフリーソフトなど、「Windowsなら動くけど、Macでは動かない」というものが結構あります。

Windowsのデメリット

機種が多すぎて選ぶのが大変:メーカーがたくさんあるので、「どれが良いの?」と迷ってしまいがちです(※これは第5回で解決します!)。

プリインストールソフトが邪魔:新しいWindowsパソコンを購入すると、メーカーが独自にプリインストール(初めから入っている)のソフトが入っています。必要なソフト、不要なソフトが混ざっているため、これらのソフトが煩わしいと感じることがあります。

Mac(マック):おしゃれな「クリエイター」

iPhoneと同じApple社が作っているパソコンです。 デザインが美しく、映像や音楽を作る「クリエイター(芸術家)」たちに愛されています。

Macのメリット

画面が綺麗で使いやすい: iPhoneのように直感的に操作できます。

iPhoneとの連携が最強: 写真の共有やAirDropなどがすごく便利です。

リセールバリューが高い: 中古でも高く売れるので、買い替えの時に有利です。

Macのデメリット

値段が高い: 最新モデルは最低でも10万円以上します。「ちょっと安いの」という選択肢がありません。

Officeソフトが少し違う: 仕事で使うExcelやWordの画面が、Windows版と微妙に違います。会社でWindowsを使っていると、家でMacを使った時に「あれ?ボタンがない」と戸惑うことがあります。

【結論】初心者にはWindowsがおすすめ!

特に強いこだわりがないなら、Windowsにしておきましょう。

理由はシンプルです。

社会のスタンダードだから 就職や転職、事務仕事で使うパソコンは、ほぼ100% Windowsです。Windowsの操作に慣れておけば、どこに行っても困りません。

困った時に人に聞きやすいから 使っている人が多いので、何かトラブルが起きても、周りの人に聞いたりネットで検索すればすぐに解決策が見つかります。

コスパが良いから 最初は安いWindowsパソコンで練習して、慣れてきたら良いものに買い替える、というステップが踏めます。

【例外】こんな人はMacでもOK!

初心者でも次の項目に当てはまる方は、Macを選んでもOKです。

  • 「どうしてもMacのデザインが好き! 見ているだけでテンションが上がる!」という人
  • 「将来は動画編集やデザインの仕事をしたい」と決めている人
  • 「iPhoneとの連携機能を一番重視したい」という人

まとめ

WindowsとMacの違いを一言で表すと次のようなイメージです。

Windows = みんなが使っている「標準車」。仕事にも趣味にも万能。

Mac = こだわりの「高級車」。デザインやクリエイティブ作業が得意。

初心者のうちは、「みんなが使っている方(Windows)」を選んでおくのが一番の安全策です。 操作に慣れて、「次はデザインやクリエイティブなことをしたい!」と思った時に、2台目としてMacを買うのも素敵な目標ですよね。

さて、OSを決めたら、次は、スペック(性能)です。

「CPU? メモリ?」カタログに並ぶよくわからない言葉・・・

次回は、パソコンの部品の役割を「キッチンの料理」に例えて、小学生でもわかるように解説します。これさえ読めば、もう電気屋さんで店員さんの話が理解できるようになります!

◀第1回:スマホがあるのに、今さらパソコンって必要?壱が教える「パソコンにしかできないこと」

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