どれを選んでいいかわからない!スマートフォンの選び方

新しいスマートフォン(以下、スマホ)が欲しいでけど、何を選んでいいかわからない・・・。そんな方は意外と多いのではないでしょうか?

この記事ではスマホを選ぶときの考え方(基準)についてご紹介したいと思います。

スマートフォンを選ぶ時の基準は?

新しいスマホは様々なメーカーが次々と発売されています。「見た目はほとんど変わらないのに何が違うの?」「カメラ性能はぶっちゃけ今の性能で十分なんだけど。」「バッテリーの持ちが悪くなったから新しいスマホが欲しいだけなんだけど・・・」といった方も多いのではないのでしょうか?

スマホを選ぶときに何を重視するか?あなたにとって何が大切か?に気づくことで、選ぶ基準わかってきます。私は、スマホを選ぶ基準として次のような考え方(視点)があるかと思います。

  1. 目的で選ぶ
  2. 価格で選ぶ
  3. メーカーで選ぶ
  4. サイズで選ぶ
  5. 性能・機能で選ぶ
  6. コスパで選ぶ

このような選ぶ基準は、スマホだけでなく家電や他の商品に共通する部分もあるかと思います。それぞれについて詳しく解説しますね。

1.目的で選ぶ

新しいスマホ購入する目的は何でしょうか?

新しいスマホを購入する目的として次のような目的があるかと思います。

  • きれいな写真が撮りたい。
  • ゲームがしたい。
  • 電話とメールができればいい。
  • バッテリーが古くなったからとりあえず新しいのが欲しい。
  • タッチ決済ができるスマホが欲しい。
  • お風呂で使いたい。

というようにスマートフォンを購入する目的は、人によって様々です。目的があれば、その目的に合ったスマートフォンを購入するのが一番です。

目的に合った機能・性能のあるスマホを選ぶようにしましょう。

2.価格で選ぶ

新しいスマホを買うには予算がつきものです。お金持ちの方は気にする必要はないかもしれませんが、多くの方には予算があるかと思います。

予算内で新しいスマホを選ぶ目安として、ざっくりですが予算とスペックを分けてみました。

予算性能主な用途
~4万円ロースペック電話、メール、LINE、インターネット閲覧等
4~8万円ミドルスペック簡単なゲーム、本・漫画閲覧、動画再生等
8万円以上ハイスペック動きがあるゲーム、動画編集、高画質な写真撮影等
2023年時点の目安

主な用途は、本当にざっくりの目安になります。ロースペックなスマホでも、もちろんゲームなどできます。ただ、反応(レスポンス)の良さだったり、スマホの画面が切り替わるまでの時間がコンマ〇秒違うと、私たちがスマホを扱う快適さが変わってきます。

ロースペックのスマホは、安いものであれば新品で1万円台で購入できるものもあります。しかし、反応が遅く、イライラすることもあります。本当に電話とLINE、ちょっとしたインターネット閲覧であれば、問題ありません。ロースペックでも3~4万円台のものであれば、イライラすることも少ないかと思います。

ほとんどの方は、ミドルスペックもあれば十分です。防水・防塵機能はほとんどのスマホでついていますし、カメラの画質も高いので十分きれいな写真も撮れます。快適に使いたい方は、ミドルスペックのスマホの購入がおすすめです。

ハイスペックのスマホは、ゲームのヘビーユーザーや動画編集など仕事でスマホを頻繁に使う方におすすめです。以前は、動画編集などはパソコンでするのが当たり前でしたが、最近のスマホはハイスペックで、動画編集アプリもたくさんあります。スマホであれば、場所を問わずにできます。

2023年9月13日に発表されたiPhone15は、通常モデルで12万円以上、ハイエンドモデルは約25万円もします。パソコンよりも高く非常に高額ですが、予算に余裕があり快適に使いたいという方は、ご購入を検討されてもいいかもしれません。

3.メーカーで選ぶ

メーカーやブランドで選ぶという考え方もあります。

iPhoneが欲しい」、「Xperiaがいい」、「Galaxy一択」というように、すでにブランドがを決めている方も多いのではないでしょうか?

今使っているメーカーと同じメーカーのスマホであれば使い勝手が大きく変わらない場合が殆どです。ブランドにこだわりはないけど、慣れている今のスマホと同じようなスマホが欲しいというのであれば、同じメーカーのスマホを購入するのが良いかと思います。ただ、新しいスマホには必ず新機能が搭載されています。まったく同じように使うことはできませんのでご注意ください。

OS(オペレーティングシステム)で選ぶ

メーカーというかOSで選ぶという考え方になりますが、2つに大別するとスマホには、iOSとAndroidという2つのOSが存在します。(Windowsは少ないため入れません。)

iOSは、iPhoneを販売しているApple製品に搭載されているOSです。

Androidは、Apple以外のメーカーが販売しているスマホのほとんどに採用されているOSです。Androidスマホという単語で聞いたことがあるかと思います。

詳細は割愛しますが、OSが違うと使い方が大きく異なります。新しいメールアドレスが必要だったり、今まで使っていたアプリが使えなくなることもあります。同じLINEアプリでもデータの移行が不可だったりもします。

iPhone→Androidスマホ、Androidスマホ→iPhoneに乗り換える場合は、十分に検討してから買い替えを検討しましょう。

4.サイズで選ぶ

スマホのほとんどが手のひらに乗るぐらいのサイズですが、スマホによってサイズが数mm~数十mmは違います。操作性やポケットに入れて使う場合など、サイズは使い勝手に大きく影響しますので、サイズを基準に購入するという考え方もあります。

最近のスマホは数年前と比べて6インチ前後と大きくなっています。

片手で操作できるサイズが良ければ、5インチ前後のスマホがおすすめです。

字が小さくて見えにくいから、大きい画面がいいという場合は6.5インチ~7インチ前後のスマホがおすすめです。

5.性能・機能で選ぶ

目的で選ぶと被りますが、スマホの性能・機能で選ぶという考え方もあります。

  • ゲームを快適にしたいからハイスペックのCPU搭載のスマホにする。
  • 通勤に使うからタッチ決済(FeliCa対応)が必須。
  • お風呂で使うから防水機能が欲しい。
  • 充電が面倒だから、バッテリー容量の大きいスマホにする。
  • 一眼レフみたいな写真が撮りたいから高画質なカメラのスマホにする。
  • 自撮りや配信に使うからインカメラが高性能なスマホがいい。
  • 友達と「AirDrop(エアドロ)」したいからiPhoneがいい。

といった選び方もあります。

自分のスマホを使うシーンを考えて、必要な機能、十分な性能があるスマホを選ぶようにしましょう。

指紋認証機能で選ぶ時のポイント

最近のスマホにはほとんど指紋認証機能がついています。ですが、指紋認証と一言で言っても、

  1. 電源ボタンと指紋認証が一体になって側面にあるタイプ
  2. 人差し指で押せるよう背面に指紋認証があるタイプ
  3. 画面の中央より少し下の部分に押し当てて指紋認証するタイプ

があります。

私自身上記3タイプすべて使ったことがありますが、3の画面で指紋認証するタイプは、認証精度が低かったです。将来的には画面で認証するタイプが一般的になるんじゃないかと思っていますが、現時点ではあまりおすすめしません。

2の背面で指紋認証するタイプは、ケースによっては指を押し込む必要があり面倒だったので、個人的には1の側面に電源と一緒に指紋認証があるタイプがおすすめです。

6.コスパで選ぶ

スマホに拘りがないけどいいスマホが欲しいという方は、コスパで選ぶという方法もあります。

通信会社を乗り換えるMNPのタイミングやキャンペーン、年始の福袋セール、Amazonプライムセールなど、安く買えるタイミングで高性能なスマホを購入する方法です。

iPhoneの場合は、新商品発売のタイミングで2~3世代前のiPhoneを購入するという方法もあります。

iPhoneは毎年新商品が発売され日々進化していますが、2~3年前のiPhoneが使えないかというと全くそうではありません。iPhoneの性能は十分高く、数世代前のiPhoneでもストレスなく快適に使えますので、個人的には、新商品発表されたタイミングで安くなった数世代前を買うのがおすすめです。

私の知り合いには、つい最近(2023年)まで、2015年に発売されたiPhone6sを約8年使っていたツワモノがいました(笑)。電話とLINEしか使わない方なので今までは全く問題なかったのですが、アプリのアップデートができなくなりついに買い換えました。

壱のおすすめのスマホの選び方(最後に)

ご紹介した選び方でもスマホが決められない!という方には、コスパで選ぶ方法がおすすめです。

私自身がコスパを重視しているのがありますが、こだわりがない方であれば予算をかける必要もありません。必要なところにお金を使うためにも、無駄な買い物(オーバースペック)はもったいないかと思います。

ただ、スマホはほぼ毎日使うものなので、ストレスになるのは避けるべきです。コスパを重視するあまり低スペックのスマホを買ってしまうとイライラして結局買い替える羽目に・・・なんてこともあります。

スマホに問わず、いろんなものを機能や性能を比較して買い物をしてきた私の経験としては、迷ったら性能の高い方を選ぶようにしています。安くて性能が低い方を選んで、「もう少し性能が高いほうがよかった」と後悔することはありますが、その逆はほとんどないからです。

スマホ選びの参考にしていただけたら幸いです。

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