【Excel VBA】印刷プレビューを表示する

この記事では、VBAで印刷プレビューを表示するコードをご紹介します。

VBAで印刷プレビューを表示する方法は、次の2種類があります。

• PrintPreviewメソッドを使用する
• PrintOutメソッドを使用する

それぞれについて簡単に解説します。

PrintPreviewで印刷プレビューを表示する

Activesheet.PrintPreview

このコードは、現在表示されているシートの印刷プレビューを表示します。

PrintPreviewの前を変更することで、印刷プレビューする表示範囲を変更することができます。

PrintOutで印刷プレビューを表示する

Activesheet.PrintOut Preview:=True

このコードも同様に、現在表示されているシートの印刷プレビューを表示します。

PrintOutメソッドの場合、Preview:=Trueの後にページ指定や部数を指定したりすることもできます。例えば次の通りです。

ActiveSheet.PrintOut Preview:=True, From:=2, To:=3

PrintPreviewメソッドとPrintOutメソッドの違い

PrintPreviewメソッドは、印刷プレビューを表示するのみに対し、PrintOutメソッドは、ページを指定するなど細かな設定ができる違いがあります。

印刷プレビューの使い方

印刷プレビューですが、プログラムを実行させそのまま印刷を行う前の最終確認として使うときなどにおすすめです。

次のコードコピーし、実行することで印刷プレビューすることができます。

Sub 印刷()
 Activesheet.PrintPreview
End Sub

壱

「印刷」ボタンを設置して、上記コードを実行させる使い方を私はよくします。

まとめ

印刷プレビューを表示するだけでよければ、PrintPreviewメソッド
細かい設定をしたい場合は、PrintOutメソッド
を使って印刷プレビューをしてみましょう。